新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について
- ご来場の際はマスクの着用と手指の消毒にご協力ください。
- 感染症対策により、人数制限を設ける可能性があります。あらかじめご了承下さい。
- 状況により展覧会やイペント内容が変更・中止となる場合がございます。
- ※最終入場は17:30
- ※初日の入場は13:30から
- ※最終日は入場16:30まで(閉場17:00)
学部挨拶
秋田公立美術大学美術学部の卒業展は、本年度で7度目の開催を迎えます。私たち学生は、美術の領域を横断し、日々探求と創造に励んできました。様々な思考や制作の中で、既存の美術の領域区分では捉えられない“ゆらぎ”のようなものが常に生まれ続けます。その“ゆらぎ”を重なり合わせて、ダイナミックな躍動を起こしたいという決意から『ゆらせ』を本年度のテーマに定めました。
本展覧会では、作品展示の他にゲスト座談会やワークショップ等の各種イベントも企画されています。 常識と領域を飛び越えようとする私たちの表現が、多くの方を大きく揺さぶる展覧会となることを願います。
大学院挨拶
複合芸術研究科は、秋田公立美術大学卒業・修了展2023にて、複合芸術研究科第5期生による修了研究展を開催します。
このたび修了研究展をおこなう第5期生は、アートプロジェクトやアートマネジメント、彫刻やメディア アートなど各々が多様な研究をおこなっています。世の中の状況や問題意識を日々共有しあうなかで、個人の研究を進めるだけでなく、協働して展覧会を企画したりアートプロジェクトを実施するなど、幅広く領域 を行き来するような活動をしてきました。その経験を通して個人の研究を深め、世界に新たな視座をもたらす試みをおこなっています。
わたしたち一人一人の成果を、ご高覧ください。
本日のイベント
本日開催のイベントはありません
イベント
秋田公立美術大学卒業・修了展2023では
ゲストイベント・学生イベントを開催いたします。
一般の方もご参加いただけますので、ぜひお越しください。
- ※ご来場の際はマスクの着用と手指の消毒にご協力ください。
- ※新型感染症の影響で展覧会内容及びイベント内容は変更となる場合がございます。
- ※入場制限を行う可能性がございます。あらかじめご了承ください。
- ※修了展イベント、その他会期中イベントに関しては随時SNSにて告知します。
「地場のブランディングとデザインの可能性」
- 2月17日(金) 13:00~14:30
- 秋田市文化創造館1F コミュニティスペース
設計士、木桶技師、酒匠として幅広く活動されている相馬佳暁さんと、地域のアイデンティティに関するデザインに携わる本学教員、石川昌さんをお呼びしてのトークセッションを行います。地場に着目して活動するお二人に、ローカルなデザインの「魅力」と「可能性」について、秋田の地と関連付けながらお話ししていただきます。
相馬 佳暁
設計士、木桶技師、酒匠 PANOF INC.代表 新政酒造株式会社 執行役員 株式会社越刻 代表取締役(2022.12.12設立予定)
1976年神奈川県生まれ。1999年多摩美術大学美術学部建築学科卒業。2001年同学大学院美術研究科デザイン領域修士課程修了。2001~現在 デザイン会社 有限会社 PANOF創立。2008年海外で設計業務に携わり帰国後、PANOFスタジオ設立。2017年新政酒造株式会社へ出向、酒類業界に従事。2021年新政酒造株式会社 執行役員就任。
石川昌
1974年、大阪府に生まれる。2000年、東京藝術大学大学院修了。渡独ののち、2003年よりイタリア・ミラノにてグラフィックデザイナーとして5年間修行を積み、
世界最大の見本市、ミラノサローネに「お城の形となる食器」を出品、注目を浴びる。帰国後、2009年よりデザイン事務所mi e ruを本格的に始動させ、ロゴマークや視覚表現を用いたブランド・プロジェクト等の企画、立案、制作をはじめ、幅広いデザインを手掛ける。現在、秋田公立美術大学コミュニケーションデザイン専攻准教授を務める。
「LANDSCAPE re-view」
- 2月18日(土) 14:00~16:00
- 秋田市文化創造館1F コミュニティスペース
公開講評である今回のイベントは、ゲストに、アートユニットであるmi-ri meterのお二人と、アーツルーツ専攻の石倉先生をお呼びして、建築やフィールドワーク、文化人類学など多角的な視点からご講評をいただきます。
mi-ri meter
宮口明子、笠置秀紀によって活動開始。
建築、フィールドワーク、プロジェクトなど、ミクロな視点と横断的な戦術で都市空間や公共空間に取り組む。
日常を丹念に観察し、空間と社会の様々な規範を解きほぐしながら、一人ひとりが都市に関われる「視点」や「空間」を提示している。
石倉敏明
秋田公立美術大学准教授。
環太平洋の比較神話学に基づく「山の神」研究、芸術人類学、アーティストとの共同制作等を実施。第58回ヴェネチィア・ビエンナーレ日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)に参加。
「秋田のものづくりと、そのみらい」
- 2月19日(日) 13:00~14:30
- 秋田市文化創造館1F コミュニティスペース
秋田県内で活躍されている工芸作家である攝津広紀さん(川連漆器)、髙𣘺香澄さん(秋田銀線細工)、渡邊葵さん(白岩焼)の3名をお呼びしてのトークイベントを行います。秋田という地で新たな挑戦を続ける3名に、それぞれの視点から「ものづくり」についてお話ししていただきます。
攝津広紀(せっつ ひろき)
1969年、秋田県湯沢市川連に生まれる。1989年石川県立輪島漆芸技術研修所 特別専修課程を卒業し、漆芸家、寺西松太氏に師事する。1992年、同研修所普通課程卒業。金沢にて自営の傍ら加賀蒔絵、金沢仏壇蒔絵を学んだのち、1999年より家業の蒔絵師を継ぎ、以降素地、塗り、蒔絵まで一貫した作品作りを行なっている。は機能美を持つものは、普遍的に愛され必要とされるとの考えのもと、長く受け継がれた技術を元に現代生活に寄り添ったもの作りを心がける。
髙𣘺香澄(たかはし かすみ)
1994年、秋田市に生まれる。2019年秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 修了後、矢留彫金工房開設 副工房長として活動を始める。
秋田県指定の伝統的工芸品「秋田銀線細工」の新たな可能性を探り続け、技術継承や商品開発・広報活動などに取り組んでいる。日常使いしやすいデザイン性と価格の実現を目指し、今に生きる工芸として秋田銀線細工の発展と再興を目指す。
渡邊葵(わたなべ あおい)
1980年、秋田県仙北市に生まれる。岩手大学大学院美術史専攻卒業後、京都府立陶工高等技術専門校で陶芸技術を学んだのち、同校講師を務める。2011年より家業の白岩焼和兵衛窯にて制作開始。現在、個展等を中心に活動中。白岩焼は、秋田に江戸時代からつづく最古のやきものであり、和兵衛窯はその伝統を受け継ぐ現在唯一の窯元である。
「私たちのこれから」
- 2月20日(月) 11:00~13:00
- 秋田市文化創造館1F コミュニティスペース
生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、先進的な表現活動を行う注目のアーティスト、長谷川愛さん。そしてキュレーター、臨床心理士としても活動する西原珉さんをお招きしてトークイベントを行います。卒業という一つの節目を迎え、多様な進路を選択し構築していく学生たちが、ゲストとのトークを通して、身近な未来を考える会です。
長谷川愛
アーティスト。生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。IAMAS、RCA、MIT Media Lab卒。2017~19東京大学、2020~自治医科大と京都工芸繊維大学にて特任研究員。2019~20早稲田大学非常勤講師。現在、京都工芸繊維大学と愛知県立芸術大学にて特任教授。森美術館、上海当代艺术馆、スウェーデン国立デザイン美術館、アルスエレクトロニカ、NY MoMA,、スミソニアン等国内外で多数展示。著書「20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業 」
西原珉
キュレーター、臨床心理士。
つくる心と人生の相談所主宰。美術評論家連盟会員。
1990年代の東京のアートシーン黎明期にキュレーター、評論家、アートマネージメント、ライターとして活動。2000年にロサンゼルスに移住。臨床心理カウンセリングの大学院を修了し、福祉事務所にて勤務。帰国後、カウンセラーの経験を生かした新たなアートのアプローチを模索している。現在は秋田公立美術大学教授を務める。
「土から編む -ほうき編-」
- 2月16日(木) 14:00~16:00
- 秋田市文化創造館1F コミュニティスペース
畑をフィールドにして「畑から始まるものづくり」をテーマに卒業研究に取り組んできたビジュアルアーツ専攻所属の瀧谷夏実がほうき作りのワークショップを開催いたします。活動紹介を交えながら、文房具感覚で使える小さなほうきを参加者皆さんと作ります。
【企画者】ビジュアルアーツ専攻 瀧谷夏実
【参加費】 無料
【参加人数】 8~10人程度
【応募フォーム】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSecRXfKdKBmTI822XX852DNKo9I6y8b1qzSuJ7fKg30J0sRHw/viewform
材料準備の都合上、参加希望の方はGoogle フォームより事前にご予約お願いいたします。
「ゆらせ×光風」
- 2月16日(木)~2月20日(月) 10:00~18:00(ラストオーダー 17:30)
- 秋田県立美術館 2階 cafe「光風」
期間限定で秋田公立美術大学の学生が作った器でメニューが提供されます。カフェご利用で学生が作った器を使ったメニューのみ、学生証を掲示すると100円引きになります。
【企画者】ものづくりデザイン専攻
会場
-
1
秋田市文化創造館
学部会場 大学院会場JR男鹿線・奥羽本線・羽越本線秋田駅西口から徒歩約10分
秋田中央交通「千秋公園入口」下車徒歩約5分2秋田県立美術館
学部会場JR男鹿線・奥羽本線・羽越本線秋田駅西口より徒歩10分
※当館専用駐車場はございませんので、近隣有料駐車場をご利用ください。
・なかいち駐車場(当館との料金割引制度などございません。ご了承ください。)3ビヨンポイント
大学院会場JR男鹿線・奥羽本線・羽越本線秋田駅西口より秋田中央交通バス「県立体育館前」下車徒歩2分
4アラヤイチノ
大学院会場JR羽越本線新屋駅より徒歩7分
5アトリエももさだ(秋田公立美術大学キャンパス内)
大学院会場JR羽越本線新屋駅より徒歩15分
JR男鹿線・奥羽本線・羽越本線秋田駅西口より秋田中央交通バス「美術大学前」下車徒歩1分6大学院棟G1S(秋田公立美術大学キャンパス内)
大学院会場JR羽越本線新屋駅より徒歩15分
JR男鹿線・奥羽本線・羽越本線秋田駅西口より秋田中央交通バス「美術大学前」下車徒歩1分×